つぎはきっと、いいゆめをみるよ
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三月心中


貴方の前だけ落とす白化粧



貴方と堕ちて逝きそうでとても脅えて
紫色の残り香が部屋の窓から届いた
夜這いて奪った蝶の羽が残されたまま
三日月にそっと重ね極楽へと昇る右手

誰かに渡された恋文を貴方は破りて
髪を結うあたしにそっと灯りを造ったァ
此の身売りでしか取り得の無い売女にも
三月の泣き雨に差せる破れ傘がありました

貴方と一緒に綯っても良いですヵ
欠伸誘う貴方の寝息が未だ愛しくて
貴方が呉れた髪飾りが雨で錆びても
三ヶ月目の涙の色のせいで貴方に見えない

もう落ちることの無い白化粧
誰も本当のあたしを欲しがらない
此の身売りでしか取り得の無い売女には
一緒に死んで呉れた貴方が
一生の最後の都に咲いた恋華でした





...end*〆
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